− Coto Mamma Life −

子どもと夫と、ほどほどナチュラル志向に暮らす日々。何気ない毎日の中で見つけた大切なコト。

「やりたいことをやる」=「やりたくないことをやめる」でした!

自己紹介記事にも少し書いているのですが、私は正看護師の国家資格を持っています。

 

でも現在のメインの仕事はというと、広告系のデザイナー。

 

職場の方や看護学生時代を知らない知人に看護師の資格を持っていると話すと、99%「もったいな〜い!!」or「なんで!?」と言われます。

 

そんな時、私はうすら笑いを浮かべながら「え!?!?全然もったいなくないんですけど、やりたいことやっているのでなんの後悔もございません。」と答えています、心の中で。笑

 

でも「もったいない」という気持ちもよ〜く分かります。

「せっかく資格を持っているのに」「お金をかけて学校に行ったのに」「これからの時代、益々ニーズが高い職業なのに」など、もったいない理由は簡単に挙げられますよね。

 

でもこの「もったいない」に捉われることで、本当にやりたいことから遠ざかっているとしたら!?

 

今回は私の経験をもとに、やりたいことをやるためにはどうしたらいいかを考えてみました!

 

 

<そもそもなぜ看護師になろうと思ったのか>

いつの頃からかは思い出せないのですが、自然に「自分は看護師になるんだ」と思うようになりました。

 

それは祖母や親戚の何人かも看護師で、身近な職業だったことが影響していると思います。

 

また子どもの頃から医療系のドラマも好きで、特に「ナースのお仕事」がとっても好きでした。

 

高校では野球部のマネージャーをしていたのですが、プレイヤーではなくマネージャーを選択するあたりも、看護師気質があったのかなと思います。

 

いざ、進路を考える時期になった時には看護師の他に「理学療法士」や「作業療法士」も視野に入れていました。今思えば「人」が好きだったんでしょうね。

 

ただ、動物も好きだったので「動物看護師」の道も考えました。

でも最終的には母のプッシュもあって「看護師」の道へ進むことに決めました。

 

<看護学校でのこと、そして挫折>

学生時代は講義に実習に、とても忙しい毎日でしたが充実していました。私が通っていたのは看護学部のみの学校だったため、全員が同じ道を目指す仲間です。自ずと連帯感も生まれます。

 

逆に息苦しいと感じることもありましたが、1年生〜2年生の時は看護師になるつもりでいました。

 

3年生になり実習の機会が更に増えたころ、実習先の看護師とのやりとりや患者さんとの関わりのなかで少しずつ追い詰められるように。この頃から「本当に私に看護師ができるだろうか。」と考えはじめたのです。

 

看護や医療の分野自体は興味を持っていたので、やってできないことはないのかもしれません。

でも、子どもの頃からよくも悪くも相手の気持ちを読み取る力が高かったため、自分の心が持たないかもしれない…と思いました。

 

友人や先生たちのサポートもあって、なんとか辛い実習も乗り切ることができました!

 

そして国家試験対策や就職活動の時期に入り、いよいよ今後のことを真剣に考え、別の道を模索することに。

 

 

<なぜデザインの道へ方向転換したのか>

看護学生時代に、ある時期から急激に本(小説)が好きになりました。今思うと心が疲れていたので、入り口は現実逃避だったのかもしれません。

 

特にその頃は「よしもとばななさん」や「角田光代さん」の本を沢山読み、今でもその本の中の世界やフレーズは私の支えになっています。

 

そして本の世界に触れる時間が増えたことで、「言葉」に興味を持つようになりました。

これまで何気なく使っていた「言葉」が人の心を動かし、エネルギーを与えてくれることを知ったのです。

そして「言葉」を使って、伝える仕事ができたらいいな、と思うようになりました。

 

でも「言葉」の仕事ってどんな職業?私がその頃に思い浮かぶのは「作家」や「コピーライター」ぐらいでした。 

 

そんな時、学園祭で使うグッズをデザインする機会が!みんなの要望を整理して形にする、思いを表現する楽しさを味わい、心からワクワクしました!

 

そしてキャッチコピーで人の心を掴み、デザインで人と人、人とものを繋げる仕事「グラフィックデザイナー」になることを心に決めました。

 

まずは母に相談。母は実習で思い悩む私の姿を一番近くで見ていて、いつも支えてくれていました。

 

そのため母としては本当は残念な気持ちもあったと思いますが、私の意思を尊重して応援してくれました。父も完全に納得とまでは行かないまでも、了承してくれました。

 

 ただ「せっかくここまで頑張ってきたんだから、国家試験だけは受けたら?」とすすめられ、それについては同意見だったので頑張ることに。

 

そして無事に国家試験に合格できました!!

 

看護学校の先生にはものすごーーーーく止められました。笑

 

それはそうですよね、ここまでやってきて資格も取れたのに看護職に就かないなんて…本当に冗談のように聞こえたかもしれません。

 

時間をかけて説得してもらいましたが、子どもの頃から筋金入りの頑固者だったので、もう心は決まっていました。笑

 

そして看護学校を卒業してすぐにデザイン学校に入学!今に至ります。

 

 

正直、あのまま看護師をしていたら…と思うことはあります。今でも仲のいい友人は看護師としてバリバリ活躍していますし、自分もやってみたら本当はできたんじゃないか、両親をもっと喜ばせることができたんじゃないか、と。

 

でも私はわたし、両親や誰かを喜ばせるためではなく、自分のための人生です。

もちろん人の役に立つことは、生きていく上で大きな喜びの一つですが、前提はまず自分が喜んでいること。

自分が満たされていてはじめて、誰かのために想いを寄せる心のスペースが生まれるものだと思います。

 

だから、あの時自分の心の声に蓋をせず、耳を傾けて行動に移したことは本当によかったと思っています!そして、私の意思を尊重してくれた両親には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

看護学生時代に学んだことは私の心に根ざしていて、日々の暮らしや仕事の中でも大いに役立っています。

 

子どもの病気のケアはもちろん、人とのコミュニケーションの場面でも、看護を学んだからこそできるアプローチがあると感じています。

 

そしてこれからはまた少し形を変えて、看護学生を経てデザインをやってきた、私ならではのアウトプットや、シェアをしていけたらと思っています!

 

そのためにはまず、今はもうやりたくなくなった何かを手放して、自分の中に余白を作りたいところ…!

 

あなたは今、やりたいことをやっていますか?

 

この記事を読んでいるあなたも、振り返ってみればきっとあなたならではの道ができているはず。

 

「私」としての人生は一度きり。どんどん自分自身が喜んで、周りも一緒に幸せになれるような、楽しい方へと心を向けていきたいですね♪